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2007年12月03日

祈る

私の部屋のドアが少し開いているのに気づき中をそっと覗いてみると

姪っ子の背中が見えた。近寄って見ると静かに小さな手を合わせて祈っている。

以前、私がタイに旅行した時に買った銀のペアの銅像に向かって一生懸命に

祈っているのだった。姪っ子はまだ4歳だ。

私の部屋に来ては色んなものを指差して珍しがったり、欲しがったりと、とにかく

好奇心旺盛だ。姪っ子との対話も反応もとても面白い。このタイの銅像も姪っ子が

生まれる前から飾ってあったのだが、きっと成長の段階で興味の対象の変化が出て来て

ちょうど目につく時期だったんだろう。

“祈る”という事を何処かで見た見よう見まねなのか、誰かに教えてもらったのか定かではない。

「何してるの?」そっと後ろから訪ねて見た。

「お祈りしてるの。妹が(8ヶ月)元気で早く大きくなりますように!って!」

可愛いなあ・・・偉いなあ・・・とふと、タイを旅行した時の事を少し思い出した。

 

タイは“微笑みの国”言われ信仰心が厚く、貧困も激しいイメージの国だ。

実際、至る所に寺院があり、仏像があり、常に祈っている人々の姿が目に付く。

タイの人々はこんなにも神を信じ、心から祈っているにも関わらず何故貧しさと

共に生きているのか。インドやその他貧しい国の多くの国が信仰深いのは何故か。

貧しいから信仰深くなったのか。アジア圏を旅する時に必ず考える事のひとつだ。

“信仰”というのは要は何を信じるかって事なので、国によって信仰する宗教

によって全然違うし色々だろうけど、“自分を信じる”事が一番大切な事なのかも。

信仰する自由はあっても他人に強要するものではないし、他の人が何を信じようが

関係ないし、そんな事で争いが起きる事が少し理解出来ない。

私自身、無宗教だが不安な事があったり、こうなって欲しいとかこうなれば良いなと

言う事をふっと目を閉じて祈る事はある。誰に諭される事無く静かにひとつの事を

想って集中して考え祈る。

 

「さっ!もうお祈りしたから買い物ごっこしよう!」姪っ子の元気な声が弾んだ。

ハッと我に返り現実に戻る。

 

姪っ子の真剣に心から祈るという姿に感動し私も今日から眠る前に静かに一日を振り返り、

感謝の気持と心の底で大切に温めている事を大切にしようと思った。

 

もうすぐクリスマス・・・・。信仰に関係なく皆でお祝いしましょう!楽しみましょう!

至る所にイルミネーションがキラキラと煌いてワクワクですネ♪